面影

一時期、たくさんの漫才を拝見する機会がありました。

今、思い出すことは、

昭和のお笑いと、現代のお笑いということです。

昭和のお笑いは、街角であり、会話であり、

その延長線上の笑いだったような気がします。

遠い昔のことです。

 

現代は、やっぱりテーマがありスピード感とか、

会話のパッションのようなものを感じました。

時代は変わるので、そういう流れがあったのだと思います。

お笑いの道を行く人の多さも感じました。

凄いと思いました。

 

昔の方々は、お笑いに求めているものがあると思います。

懐かしさとか面影とか。

落語は特にそういう感じがしました。

古典落語はそういう世界だと思います。

またベテランの方々の漫才は、やはり、磨かれていて、

やっぱり、懐かしい世界が見えてきます。

しみじみと思い出しています。